重たい雰囲気から、どれだけ以前のような春風駘蕩たる磐音像に
戻っているかに期待を抱きながら手にした書籍。
(前回がその点では大きく期待外れであったので、、、)
このシリーズの良さは、個人的には圧倒的な読後感のさわやかさにあり
それが今回からまた戻ってきていることは、素直にうれしく思う。
ただ全体的に物語に冗長感が強く、人気シリーズの宿命である
継続への期待感が作品の質を落としていることが残念でならない。
そろそろこのシリーズからは卒業かな・・・
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■書籍データ
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尾張ノ夏ー居眠り磐音江戸双紙(34) (双葉文庫) 佐伯 泰英 サエキ ヤスヒデ 双葉社 2010-09-16 売り上げランキング : 6655 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
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