2010年9月24日金曜日

尾張ノ夏ー居眠り磐音江戸双紙(34)

師匠であり義理の父でもある佐々木玲圓の死にてクライマックスを迎えた
重たい雰囲気から、どれだけ以前のような春風駘蕩たる磐音像に
戻っているかに期待を抱きながら手にした書籍。
(前回がその点では大きく期待外れであったので、、、)

このシリーズの良さは、個人的には圧倒的な読後感のさわやかさにあり
それが今回からまた戻ってきていることは、素直にうれしく思う。

ただ全体的に物語に冗長感が強く、人気シリーズの宿命である
継続への期待感が作品の質を落としていることが残念でならない。

そろそろこのシリーズからは卒業かな・・・

------------
■書籍データ
------------
尾張ノ夏ー居眠り磐音江戸双紙(34) (双葉文庫)尾張ノ夏ー居眠り磐音江戸双紙(34) (双葉文庫)
佐伯 泰英 サエキ ヤスヒデ

双葉社 2010-09-16
売り上げランキング : 6655

Amazonで詳しく見る
by G-Tools

0 件のコメント:

コメントを投稿