2010年4月11日日曜日

スッキリと考える技術

仕事がら思考に関する書籍は意図的に読んでいる。
この本もそんな流れの中で手にしたもの。

単なる思考のツールや概念(LT、PS、MECEなど)を説明する書籍ではなく、
考えるプロセスや考える視点(相手の視点で物事を考える)などが書かれており
その点では初めて読まれる本としては良い本だと思う。

ただ個人的には思考の発散と収束という別の頭の使い方をさせる部分が
混在するような表現方法に、普通の人がこの方法で結論が果たして導けるのか
疑問を覚えるなど、現在の自分に形作られつつある思考の型との違いが
随所にあり、ここが違和感としてどうしても残ってしまうので、
納得感をもって読むことが出来なかった。

書いてあることは正しい、でも自分の考えるプロセスと細かい部分で違う
ことに気付き、それぞれ何がどう違っているかが理解できるようになっている
ことが、ある意味学びか。
(それだけ、自分の頭の中に思考の型ができあがってきていると
 個人的にはポジティブに捉えた。)




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■書籍データ
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スッキリと「考える」技術スッキリと「考える」技術

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